時間: 
11月11日 14時

自動運転とオープンソースソフトウェア

登壇者: 
加藤真平

加藤 真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授
名古屋大学未来社会創造機構 客員准教授
(株)ティアフォー取締役

2008年に慶應義塾大学大学院理工学研究科で博士(工学)を取得。その後、東京大学、カーネギーメロン大学、カリフォルニア大学を経て、2012年より名古屋大学に勤務。現在、同大学大学院情報科学研究科准教授。オペレーティングシステム、サイバーフィジカルシステム、並列分散システムの研究に従事。

 

人間が操作しなくても自動で走行できることを目指している「自動運転技術」は、実用化を目指して世界中で研究が進んでおり、日本国内でも開発が加速している注目されている分野のひとつです。

KOF2016では、自動運転の研究に取り組み、ご自身でも大学発ベンチャーを立ち上げて活躍されている、東京大学/名古屋大学の加藤真平先生をお招きし、現在取り組まれている自動運転技術の研究開発状況やAutowareの仕組みについてお話しいただきます。

名古屋大学が開発した自動運転システム用オープンソースソフトウェア「Autoware」は、自動運転技術の研究開発用にGitHub上で公開されているオープンソースソフトウェアです。
LinuxとROS(Robot Operating System)がベースとなっており、3次元レーザースキャナや車載カメラなどのセンサーと組み合わせて、自分の車の位置や周囲の建物や物体などを把握して自動運転を行うことができ、既にAutowareを搭載したZMP社製ロボカーの販売も始まっています。

関西で加藤先生が講演されるのは、初めて?かも。
皆さん、ふるってご参加ください!

▼(株)ティアフォー▼
http://www.tier4.jp/

基調講演