講演日:
11月10日(金)
時間:
17:00-17:50
Room:
多目的室
登壇者:
山田夕子氏
社会医療法人愛仁会
初めてセキュリティ・イベントに参加したその日、気づいたのは「同じ業界の人が誰もいなーーーーーーい!」という状態でした。
医療機関でなぜ、セキュリティ専門職がこれまで働いてこられなかったのか、その答えは今の自分自身の立ち位置そのものかもしれません。ちょっとショック。
そして、昨今の医療機関のサイバー攻撃被害に考えること。
普段と違う環境で医療従事者が働くことで、一つ間違えば患者を危険にさらすかもしれない・・・・。勤務時間の増加と事故のリスクの関係は?
サイバー攻撃の被害に遭った組織のトップと情シスには目が向くけれども、実はそれ以外の仕事の人が大多数なのに、彼女ら彼らの声を聴く人はあまりに少ない。
だから・・・CSIRTの「C」、抜いちゃいました! 事件はコンピュータの中だけで起こるんじゃないのよ~!
自分が体験したらどうなるの??その中でどうやって患者さんを守るの?職員を守るの?それを考える場を持って欲しいと頑張る理由。
「サイバー攻撃と闘う医療従事者」という、どうもしっくりこない単語の組み合わせの裏で、大阪のオバチャンがちょっと頑張っているお話をお届けできればと思います。