2038年問題が思ったよりヤバい。検出ツールを作って脅威性評価してみた論文

講演日:
11月9日(土)
時間:
14:35-14:50
Room:
ステージ
団体名:
立命館大学 サイバーセキュリティ研究室 https://cysec.ise.ritsumei.ac.jp/
登壇者:
星名藍乃介、上原哲太郎
立命館大学大学院 情報理工学研究科

 

2038年問題は、一部システムが2038年1月19日3時14分8秒以降の時刻に誤作動を起こす可能性があるとされる問題です。

立命館大学 上原研究室では、2024年9月に情報処理学会論文誌にて論文「32bitを超えるtime_t型を持つ環境における2038年問題とその検出」を発表しました。この論文では、C言語OSSに対して自作の検出ツールを適用し、2038年問題の脅威性評価を行った結果を報告しています。

本ステージでは、論文での脅威性評価の結果を振り返り、2038年問題対応の難しさについて議論します。