21世紀を迎えて社会が大きく変化しています。
インターネットという双方向の情報インフラが、地球規模で整ってきました。
そんな今、人類は、新たな時代への転機を迎えています。
環境を意識し世界規模で資源を共有した社会の可能性が見え始めています。
共有協調への意識の変化がソフトウェア産業を中心に起っています。
関西は、これまで新しい文化を起こして来た土地柄であり、文化交流の中から
新たなものを導き出すパワーにも満ちています。
すでに、多くのソフトウェア技術が発信されています。
草の根的に多くのオープンソースやフリーウェアを推進するコミュニティも
存在しています。
そしてこれまで産業を担ってきた多くの地場産業もあります。
「関西オープンソース+フリーウェア2002」は、ソフトウェア技術を中心に、
ユーザとの垣根のない交流の上で、次世代のグローバルな産業の有り方を示します。
自由に参加できるソフトウェア技術を通した夢の広がるイベントを目指します。
今回のイベントには、公共団体、大学、企業、個人などがフラットな立場で参加
します。
参加することに意義を求め、その可能性は、参加者自らそこから創造する。
先人の技術を利用、流用し、より効率良く、より良いものを作り出す。
それをまた次の世代に引き渡す、競いあう喜び、技術の高さを競い、維持達成する。
多くの人と連携し物事をなすことの面白さ、効率の良さ、一人で作ったとしても、
それを多くの人に公開する楽しさ、そんな人間の本来持つ社会性がオープンソースや
フリーウェアの中に感じられます。
これから未来を作り上げて行くのは、私たちであり、そこに参加し、明るい展望を
築き上げることを目指します。
これらの目的の実現に向け「関西オープンソース+フリーウェア2002」を開催します。
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