サイボウズ株式会社

ブース出展日: 
両日

サイボウズで取り組んでいるWebアプリ自動テストで活用しているOSSツールをご紹介します。まだまだ発展途上の分野で、情報も少なく手探りで進めることも多いので、ぜひ皆さんと情報交換させてください。

Seleniumによるブラウザテスト

品質向上や受け入れ試験の実施コスト削減を目指して、Seleniumによるブラウザテストを導入しました。PCではIE,Chrome,Firefoxで、モバイルではAppiumを利用してiOSやAndroidで実行できるようになっています。

テストコードはすべてプログラマがSelenium WebDriverを利用して記述しており、約800個のテストケースが実装されています。テストケースが増加しても実行時間が長くならないように、Selenium Gridなどを活用して並列実行しています。

Karma, Mocha, Sinon.JS, Expect.jsによるJavaScriptユニットテスト

テスティングフレームワークやモックライブラリ、テストランナーには様々なツールがありますが、テストの書きやすさやサポートブラウザの観点からこのような組み合わせを選びました。ブラウザテストと同様に実行時間にも気をつけており、約2400個のテストを10秒ほどで実行できるようにしています。

Jenkinsによる継続的インテグレーション

JavaScriptユニットテストはGitHubにpushした時点、ブラウザテストはPull Requestをマージした時点で自動実行するようになっています。すべてのテストに成功すると、最新のビルドがリハーサル環境に自動デプロイされます。

勉強会もやります!

11月より、サイボウズ大阪開発部のオフィスのあるグランフロント大阪で、Webアプリ自動テスト勉強会を開催します。参加者/発表者ともに募集中ですので、興味のある方はお声掛けください。

資料
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