時間: 
11月08日 17時

DNNを使用した新しいかな漢字変換 New『Genji』(仮) その仕組みとは?

登壇者: 
橋本雅彦

Linuxデスクトップを使用する場合、その多くは『mozc』というかな漢字変換システムを使用していると思います。
ただし『mozc』は、現在メンテナンスがほぼ停止しており、「令和」を変換させる仕組みも各ディストリビューションで対応するという状況です。
この状況を改善しようと、あらゆるコミュニティーで対策が練られています。

おーぷん万葉プロジェクトでは、オープンデータを活用した新しいかな漢字変換の仕組みを模索中です。
そしてこの夏完成した、かな漢字変換システムでは、深層学習が使われています。

かな漢字変換で深層学習と言うと、多くの場合RNN(リカレントニューラルネットワーク)を思い浮かべると思いますが、
おーぷん万葉ではAutoEncoderモデルで実装を行い、RNNよりも短い学習時間、そして拡張性の高いかな漢字変換を目指しています。
本セミナーでは、その仕組みについて紹介します。
 

団体名:
おーぷん万葉
セミナー企画