関西オープンソース2005

10月28日および10月29日の時間割

各日程の時間割は以下のページにてご確認頂けます。

企画の募集およびお申し込みについて

ユーザ企画募集中

BOFや自主セミナー等の持ち込み企画に提供する部屋を設けます。
ソフト/ハード関連の方々(団体/企業/個人)に利用して頂きたいと考えております。

応募要綱をご覧頂き、お気軽にお申込、ご相談下さい。オープンソースに限らず、ソフト/ハード関連ならば基本的にテーマは問いません。

出展の申し込み概要

ブース幅 3m x 奥行き 1.5m (予定)、電源あり。インターネット接続可能。
出展料7 万 5 千円

※ソフトウェア・ハードウェア開発・利用関連の非営利団体には無料でブースを提供いたします。その場合一つのブースを幾つかの団体で共有していただく場合がありますので予めご了承下さい。また、いずれか1日のみの出展についてもご相談ください。

基調講演

オープンソース活動をひろく支援・啓蒙するために基調講演を予定しています。来場者の皆様にとって有益な講演会となるよう現在調整中です。
2005年8月26日基調講演が決定しましたので内容公開しました。

情報教育および教育の情報化におけるオープンソースソフトウェアについて

日時
10月28日(金曜日) 10:30-11:30
場所
4階イベントホール
講演者
竹村 治雄(大阪大学 サイバーメディアセンター 情報メディア教育研究部門 教授)
講演者略歴
  • 学歴
    • 1982年3月大阪大学基礎工学部情報工学科 卒業
    • 1984年3月大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程物理系専攻 修了
    • 1987年3月 同 博士後期課程物理系専攻 単位取得退学
  • 職歴
    • 1987年4月株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)入社
    • 1992年4月 同    主任研究員
    • 1994年3月 同     退社
    • 1994年4月 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教授(1998年 10月〜1999年7月 トロント大学工学部客員助教授)
    • 2001年 4月  大阪大学 サイバーメディアセンター 情報メディア教育研究部門 教授
  • 内容
    大阪大学サイバーメディアセンターでは、Linuxをはじめ、種々のオープンソースソフトウェアを利用した情報教育環境を構築し全学に対してサービスを提供している。また、教育の情報化のための種々のサービスの提供を企画している。本講演では、大阪大学における情報教育環境でのオープンソースソフトウェアの利用状況について概説するとともに、教育の情報化におけるオープンソースプロジェクトについても紹介する。
    対象者
    一般、高等教育関係者他

    我が国のOSS推進政策について

    日時
    10月28日(金曜日) 11:30-12:30
    場所
    4階イベントホール
    講演者(講演者が変更になりました)
    石塚康志(経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課筆頭課長補佐)
    講演者略歴
    大学卒業後、平成4年、通商産業省(当時)に入省。その後、調査業務、保安規制業務、家電産業担当 等の部署に配属後、平成10年より、機械情報産業局(当時)情報処理振興課において、ソフトウェア産業振興関係の業務に従事。その後、平成13年には、石 川県庁商工労働部産業政策課出向、公正取引委員会出向を経て、平成17年5月より現職。
    内容
    OSS(OpenSource Software)は今後のソフトウェア分野のパラダイム転換を実現するものとして大きな意義を有する。政府はICTの利用者にとっては選択肢の拡大を、ベンダーにとっては技術力強化とイノベーションの促進をもたらすものとして、また有効な人材育成手段として、OSSに着目し推進に注力している。政府調達での導入、学校や自治体での導入実験、技術開発支援、国際連携などの政府のOSS推進策についてその考え方と全容について報告する。

    講演会

    オープンソースをはじめとする各種活動でご活躍の方々に講演をお願いする予定です。
    基調講演より一歩各分野について踏み込んだ、また技術的な内容のセッションとなります。
    内容、講演者、時間等につきましては決定次第順次こちらに掲載いたします。ご期待下さい。

    小型マイクロコントローラを対象としたシステム構築

    日時
    10月29日(土曜日) 10:00-11:00
    場所
    5階A+B会議室
    講演者
    三岩 幸夫(神奈川県産業技術総合研究所 機械制御技術部)
    講演者WEBサイトURL
    http://mes.sourceforge.jp/
    内容
    これまでの産業用分野でのシステム構築は高価高性能なPCサーバ機にストレージやネットワークシステムを搭載し、周辺に散在する コントローラは単純な計測制御を行っていた。しかし、小型のコントローラに対応した適切 なシステム構築を行うことによりPCと同等な機能をもったシステムが構築できる。ここではPCと互換性のあるストレージシステムやTCP/IPに対応したWEBサーバ構築やメール送受信システムを小型のコントロー ラで実現する方法を紹介する。
    おもな対象者
    ユビキタス/組み込み分野の方
    産業系の高校、大学などの学生と教員
    マイコンを使っている方。

    The Impact of OpenDocument and OpenOffice.org - OpenDocument と OpenOffice.org がもたらすもの -

    日時
    10月29日(土曜日) 11:00-12:00
    場所
    6階A+B会議室
    講演者
    Dr. Louis Suarez-Potts
    内容
    Open Office.orgの2.0の紹介を盛り込み世界からみたOOoの紹介となります。

    OSSの教育効果と人材育成への挑戦

    日時
    10月28日(金曜日) 14:50-15:40
    場所
    4Fホール
    講演者
    三浦広志
    • 神戸情報大学院大学 情報技術研究科 情報システム専攻 講師
    • 早稲田大学 非常勤講師
    • NTTデータ先端技術株式会社 オープンソース技術部 課長
    • 日本OSS推進フォーラム 標準化・認証WG主査
    内容
    現在、IT企業、ユーザ企業ともにITシステムに対応する人材育成が急務となっている。そのため、教育機関に対して、産業界から実務的な人材育成を求められている。OSSは人材育成に一定の効果をもたらすが、一方で落とし穴もある。神戸情報大学院大学での取り組みを事例として紹介しつつ、OSSのもつ効果をご紹介する。

    スニーカのような1CD Linux「SLAX-ja」はいかが

    日時
    10月28日(金曜日) 13:00-14:00
    場所
    5階 D会議室
    講演者
    羽鳥健太郎
    • 独立行政法人情報処理推進機構戦略企画部主幹
    • 小江戸らぐ(Linux Users' Group)主宰
    内容
    チェコ生まれの軽快な1CD LinuxのSLAXにIPA OSS基盤整備事業の成果を利用して日本語化したSLAX-jaについてご紹介します

    展示企画

    会期中、オープンソースをはじめ、各種ソフトウェアやハードウェアに関する活動を行っている方々(企業、コミュニティ等団体)に展示ブースを設けます。
    利用には申し込みが必要ですので、出展を希望される方はお問い合わせ願います。

    ユーザ企画

    ステージ

    会期中、展示会場に特設ステージを設けます。ここではオープンソースソフトウェアなどに関する活動を行っている方々(コミュニティ、企業、個人)に登場していただき、各自の活動をアピールするとともに、それに関心のある人々との交流の場にしたいと考えております。

    ステージ出演者募集を開始しました。応募案内はこちらです。


    ステージの場所やタイムテーブルなどが確定したものからこちらに掲載いたします。

    懇親会

    参加者の皆様の互いの交流のために今年も懇親会を開催します。
    会場の都合上、事前申し込み制となります。ご案内はこちらです。