時間: 
11月09日 13時
35分開始

オープンハードカンファレンスをKOFでやろう!

登壇者: 
河野悦昌
資料
ビデオ / スライド : 
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オープンソースのハードウェア! って言っても回路図公開って当たり前だよねー。家電品の取説にGPL文書が載ってるなんて普通じゃん。なんでわざわざ?

MakersだとかFabLabだとか3Dプリンタワークショップだとか、オープンソースハードウェアにからむものづくりのイベントもスペースももういくらでもあるし。なんでわざわざ?

いやいやいくらブームになっても中身は悲惨なんだよ。オープンって回路図やソースを公開するのがオープンじゃないんだ。それが自由に共有でき、ライセンスで守られ、再利用でないとオープンじゃないんだ。次の文明にシフトするステップがMakersであって単にものが作れたらOKじゃないんだ。3Dプリンタの真骨頂は3Dプリンタ自体がチープ革命に晒されていることであって、便利な道具としてとらえると半年で取り残されてしまう。そして3Dプリンタが自由に使えたらFabLabじゃないんだ。ものづくりのイベントったって日本にローカライズされるとどうして作ってみた系で終わってしまうのか。

未来って何? お金が集まって注目が集まっていいかっこができて、生き残りにつなげられてコストが削減できる。でもそれだけ? 真の価値を忘れてしまうと単なるブームだけになってしまう。ものづくり革命だとかで騒いでいるのにオープンソースって何それおいしいの? っていうのをどうにかしようよ。

KOFはソフトウェアの内容が多いよね。FLOSSは成功している。けれどももっともっと可能性がある。ハードとリンクするとインパクトはもっとすごいと思うんだ。来年、オープンソースハードウェアカンファレンスをKOFでやろうよ。

団体名:
秘密結社オープンフォース
ステージ企画